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七夕ペンタゴンは恋にむかない [★★★]

七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)
壱月 龍一

小学館 2009-05
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「7年に一度の"晴れ七夕"の日に、神様と交わした約束を守れば願い事が叶う」そんなおとぎ話のような伝承が残る星無町で、同じ7月7日に生まれ、共に育ち、七夕の日に神様の前で永遠の友情を誓った、湊、橙、伊緒、あかり、鈴。5人の"特別な関係"はしかし、突然のあかりの転校によって崩れてしまう。それから2年後の初夏。星無町に戻ってきたあかりは悲壮な決意を抱えていた。その告白から変わりゆく5人の関係――。「……昔みたいな友達には、もう戻れないの?」片想いのペンタゴンから生まれた、ひと夏のキセキ。




地雷ラノベにカテゴライズしようか非常に迷うところだが、個人的に文体がケータイ小説らしくて地雷な感じを受けたので地雷ラノベとして扱うことにする。

この作品を読んでいて違和感を感じるのが、擬音や地の文で小文字が過剰なまでに使用されている点。「うわぁぁ」や「ぢゆぅぅぅずるずる」、などがこれに当たる。こういう点や「携帯」を敢えて「ケータイ」と表記しているせいで、全体的にどことなくケータイ小説っぽくなっており、違和感を感じる人にとっては感じざるをえない造りになっている。
あとガガガ文庫のサイトのほうの煽り文で壮絶にネタバレをかましている点で噴ける。もう少し隠せよ。そんなところに罠はいらないから。

主人公である湊の台詞や思考回路が異常にうざったく感じられた。売られた喧嘩を感情に任せて即刻買ったりするのはまだわかるが、空気を読まずに勢いに任せてあかりの物真似をしたりするところなどが許せる次元を突破している。それがキャラを立たせているといえばそれまでなのかもしれないが、個人的にこれは少々いただけない。

ラストの展開は賛否両論分かつところではあるだろうが、ペシミストである身としては、個人的には評価したいところ。
だが地雷としても普通の作品としても甘いので、地雷的な意味で黒星三つという評価で落ちつけておく。

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プロフィール

ISOLA(空)

Author:ISOLA(空)
京都の某大学に通う理学部2回生。SF・幻想文学研の片隅にひっそりと属する、岸田教団の狂信者。Twitter上では地雷ラノベを嗜む人として周りから「やべえ」と言われる狂気じみた日々を過ごしている。減らない積読を見ながら毎日読書に励んでいるが、古本極道になってしまったせいでむしろ積読が増えるようになった、そんな無計画読書ライフを楽しむ廃人。

この『とある奇人の読書目録』では、主として
・日常の雑記
・ラノベ
・SF・幻想文学
・東方
を話題として取り扱っております(多分)。

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