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あやかしがたり [☆☆☆☆]

あやかしがたり (ガガガ文庫 わ 3-1)あやかしがたり (ガガガ文庫 わ 3-1)
渡 航

小学館 2009-05
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妖怪、もののけ、魑魅魍魎……「あやかし」たちが跋扈する、その昔。江戸にて剣の修行に励む新之助は、剣の腕は抜群だが、心は内気な悩める若侍。帰郷の道中、新之助は「拝み屋」と名乗る怪しい男・ふくろう、そして不思議な力をもつ娘・ましろと出会い、一緒に帰郷の山手藩に行くことに。しかし、藩には「あやかし」がらみの陰謀が起きていた……。敵か味方かあやかしか、犬神、化け猫、呪術、剣術が入り乱れ、火花を散らす侍エンターテイメント、いざ!
第3回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞を受賞した時代活劇ライトノベル。




KUSFAの一部会員が総力を挙げて追いかけているガガガ文庫から大賞が出たということで読んでみた一冊。こんな……こんな普通な話がガガガ大賞なんて取っていいわけがない。ガガガというものはもっとニッチな立ち位置にないといけないはずなんだ。なぜこんな普通に読めるものが大賞なんだ。方向転換したのか? そんなことをしたらガガガ文庫がアイデンティティクライシスを起こす可能性すらあるから個人的には次回からもとの方向に戻ってきてもらいたい。

驚くほど時代活劇していてどう反応していいやら困るレベルでの時代活劇もの。それと、ラストの展開が熱血というかやや中二に見えたのだが気のせいだろうか。ふくろうがチートだったり。

それなりに王道展開を行っているせいで語り口がうまく見つからない。しかも文章も上手いので余計に語りづらくなっているような。良くも悪くも普通、とでも言えばいいか。

あと表紙が購買意欲を削いでいる感が否めない。話には合っている上手い絵なのだが一昔前の絵柄なのも合わさってか、そこはかとなくもにょもにょする。ガガガらしいといえばらしいのだろうか。

悪くはないし面白いのは確かなのだが、ガガガから出す必要性は皆無な作品だった。

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プロフィール

ISOLA(空)

Author:ISOLA(空)
京都の某大学に通う理学部2回生。SF・幻想文学研の片隅にひっそりと属する、岸田教団の狂信者。Twitter上では地雷ラノベを嗜む人として周りから「やべえ」と言われる狂気じみた日々を過ごしている。減らない積読を見ながら毎日読書に励んでいるが、古本極道になってしまったせいでむしろ積読が増えるようになった、そんな無計画読書ライフを楽しむ廃人。

この『とある奇人の読書目録』では、主として
・日常の雑記
・ラノベ
・SF・幻想文学
・東方
を話題として取り扱っております(多分)。

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