スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ラノベ部 [☆☆☆]

ラノベ部 (MF文庫J)ラノベ部 (MF文庫J)
平坂 読

メディアファクトリー 2008-09
売り上げランキング : 62433
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


物部文香はごくごく普通の高校一年生。高校に入学して一週間、今まで通りさして特徴のないごくごく普通の毎日を送ってきた文香だが、ある時ふと気がつくと軽小説部、通称『ラノベ部』に所属することになっていた…! かといってたいそうな事件が起こることはなく、ライトノベルを読んだりちょっとだけ変わった友達と友情を育んだり、一風変わった先輩に絡まれたりと、楽しく日常を過ごしたり過ごさなかったりしていた。そんな、どこにでもありそうな、でもどこにもなさそうな日々が繰り広げられる新感覚ライトノベルのはじまりはじまり。





Twitter上でラ管連の方々が猛烈にプッシュしていたのでとりあえず読むことにした本。読んでみる前に軽くレビューを漁ってみて、だいたいの人が読みやすいという評価をしていたのですんなり読了できるかなと軽い気持ちでいたのだが、いざ読んでみると自分にはこの文章が肌に合わなかった。確かに個々の文章という単位で見ると読みやすくはなっているのだが、いざ各々の文章を統合してみるとどこかちぐはぐになっているような、そんな印象を受けた。

読んでいて気になったのが、名前などで異常なまでに多用される太字。他でここまで太字を使うのをあまり見たことがないので、これはこれでこの作品のオリジナリティを演出しているのかもしれない。が、自分はこの手法はどちらかというと苦手である。読んでいて注目すべき箇所を限定されるような錯覚を覚えたのが原因かもしれない。単純に慣れていないからかもしれない。

P78章題の「ボーイミートボール」で何故か不覚にも噴いた。やってる内容もくだらないしネタもオーソドックスなのになぜか噴いてしまった。微妙に敗北感を感じたが、これはこれで負けていい。たまにはこんなくだらないことで負けたっていいじゃないか。
それとダッシュを付けると名言っぽくなるというくだりも個人的には好み。このあたりについては特に読んでいて違和感なく、楽しい漫才だなと微笑みながら読めた。他の読みづらかった部分とこことの差異はいったい何なんだろうか。何がなんだかわからなくなってきて段々もにょもにょしてきた。

そして最後になって暦が怒涛の百合展開を発揮してくれたときは一気にテンションが上がった。やはり自分は百合時空が好きすぎるようだ。暦かわいいよ暦。報われるかどうかはわからないがそのあたりは二巻に期待していいのだろう。そして暦かわいいよ暦。

あと表紙の文香がはいてないのは暗黙の了解なのかと勘繰ったりもしたが、そうだとしたら何故帯で隠す必要性があったのだろう。というよりこの事実に気づいていない人が意外に多そうな気がするのは自分の気のせいだろうか。

結論としては、良くも悪くも二巻に期待、そんな一冊だったということで。

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター
プロフィール

ISOLA(空)

Author:ISOLA(空)
京都の某大学に通う理学部2回生。SF・幻想文学研の片隅にひっそりと属する、岸田教団の狂信者。Twitter上では地雷ラノベを嗜む人として周りから「やべえ」と言われる狂気じみた日々を過ごしている。減らない積読を見ながら毎日読書に励んでいるが、古本極道になってしまったせいでむしろ積読が増えるようになった、そんな無計画読書ライフを楽しむ廃人。

この『とある奇人の読書目録』では、主として
・日常の雑記
・ラノベ
・SF・幻想文学
・東方
を話題として取り扱っております(多分)。

リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
空のTwitter
謎めいた読書メーター
空の最近読んだ本
検索フォーム
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。