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神様のメモ帳〈2〉 [☆☆☆]

神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)
杉井 光

メディアワークス 2007-06
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春休みのある日、NEET探偵事務所に駆け込んできた依頼主は、変にテンションの高いタイ人の女の子だった。失踪した彼女の父親が残したバッグに入っていたのは、二億円もの大金。彼女の依頼は、「お父さんを、助けて」ひきこもりパジャマ少女の《ニート探偵》ことアリスと、その助手である僕は、ニート探偵団のテツ先輩、少佐、ヒロさんの力も借りて調査を始める。街の不良を束ねる四代目まで巻き込んでやがて事件は思わぬ方向へと転がり始めるが―情けなくておかしくて、だけどほんの少し勇気がでる、青春ニートティーン・ストーリー第2弾。




 一巻とは打って変わってほぼ純粋なミステリーと化した二巻。もはや探偵がニートである必要性すら感じなくなってきたのは自分の気のせいであろうか。

 ニート一歩手前な高校生の主人公である鳴海が、読者視点(ある種メタ的)のツッコミを適宜交えつつ、自身の無力さをひしと感じ噛みしめながらも頑張るというコンセプトは今回も相変わらず。そういう意味においては確かに読後感は一巻同様であるともいえるが、それは新鮮さがなかったとも言えることと同義。確かにストーリー的に新鮮さを期待しづらい側面もある気がしないこともないが、少し期待しすぎたかな。
 
 一巻でのキャラが揃いも揃って相も変わらず活躍していた点は素直に評価したい。が、なんとなくではあるがアリスの活躍の場が少なかった気がしないこともない。鳴海が活躍(と呼ぶには足りていないやもしれないが)していたせいで多少存在感が霞んだようにも見えた。三巻ではぜひとも更なる活躍の場をアリスに。

 ……特筆すべき点が少ない。感想が書きづらいのなんのって。
 一巻より読みやすかった、というより少しわかりやすくなったかなとは思ったが、インパクトに欠けていたため評価は普通ということにしておく。うーむ、面白いことは確かなのだが……。ある意味で完成しているために評価が低いのかもしれない。積んである三巻に期待。

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プロフィール

ISOLA(空)

Author:ISOLA(空)
京都の某大学に通う理学部2回生。SF・幻想文学研の片隅にひっそりと属する、岸田教団の狂信者。Twitter上では地雷ラノベを嗜む人として周りから「やべえ」と言われる狂気じみた日々を過ごしている。減らない積読を見ながら毎日読書に励んでいるが、古本極道になってしまったせいでむしろ積読が増えるようになった、そんな無計画読書ライフを楽しむ廃人。

この『とある奇人の読書目録』では、主として
・日常の雑記
・ラノベ
・SF・幻想文学
・東方
を話題として取り扱っております(多分)。

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