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岸田教団ヴォーカル曲全レビュー withえそらたん (part3)

狂気の岸田教団ヴォーカル曲全レビュー第三弾。今回はオリジナルCDのなかでも特に人気の高いアルバムである「星空ロジック」の全7曲をレビュー。
ラインナップ……「ただ凛として」「クリアレイン」「84」「秋空」「星空ロジック」「Telegnosis」「Hello, world」




・ただ凛として
空「どこをどう見てもFateです本当に  (注)未プレイ」
絵「私もFateはアニメしか知らないんだよねー。つーかFateだったのか」
空「Fateの凛をイメージして作ったって明言してるしねえ。
  まあ未プレイでも名曲であることがわかることに差はないがな!」
絵「確かに。この独特の速さっつーのかテンポのよさがあると思う」
空「軽快さというかリズムの良さも特筆すべき点」
絵「この首尾よく音が通り抜けていく感じがたまらんね」
空「あー、Fateをやっておけばもっと語れただろうに……」
絵「基本エロゲをあんまりやんないからなー……」
空「岸田のオリジナル曲は総じてクオリティが高いよなあ」

・クリアレイン
空「これも元ネタが名言されてたね、確かOneだったと」
絵「Oneって鍵のあれか」
空「多分それ。ボクワカラナイヨ」
絵「Oneは私も知らないけど、歌詞はすごく切ないよね」
空「タイトル通り、雨の日に外で聴くと凄く感傷的な気分に浸れる」
絵「そうそう、感傷的って言葉はぴったり。雨を受けながら自分の存在証明をしてくれる人を待つイメージ。
  この待ち人は恋人的なポジションなのかもしれないけど」
空「周囲に何もない世界で少女が雨に打たれながらずっと待ってる感じ。
  クリアブルーというかそんな感じの背景が脳裏を駆け抜ける。
  歌詞的にボクっ娘?な感じが。勝手な脳内妄想です><」
絵「お、空くんは少女なんだ。私は少年なんだけどな」
空「何もない世界で待つ、といったら直感的に少女な感じがする。えらく安直だけども」
絵「そういうイメージも大事だぜ! 無機質(クリア)な今を、これから彩っていく感じなのかね。
  なんにしても歌詞がやっぱ逸材」
空「今、えらくごつい少年が雨を受けながら待ってるイメージが湧いてきて噴いた」
絵「wwwww」

・84
空「CROSS†CHANNELですな。このアルバムのなかでも特に好きな曲、ただし一番ではないが」
絵「クロスチャンネルは知らないけどタイムループものとは聞いたことある。やっぱ歌詞にもループってあるね」
空「『探す解は たった一つで』……ループしつつ唯一の解を探し求めてるのか」
絵「これも『クリアレイン』と同じく、孤独に取り残された少年がいるイメージかなー」
空「そういえば歌詞に群青って言葉が複数回出るよなあ。
  『答えは 分からない けれど 僕はこれで良い』って部分が特に物悲しさを醸し出してる気がするんじゃ」
絵「メロディとサビとのギャップが激しいかな」
空「確かに。メロディは割と落ち着いてるのにサビで一気に勢いが出てる」
絵「メロディは過去、サビでは未来を暗示している気がするのよね。
  とにかく過去を誤った自分探しっていうのか、世界がループして普通ではなくなった少年が
  これからを模索するって感じかな」
空「メロディに思い切り『後悔 捨てて 過去を 辿り』って部分があるな。
  メロディで過去について暗示しつつも語り、その結果として来る未来を
  サビで見ようとしているというかなんというか」
絵「だいたいそんな感じだよね。聴いてるとやっぱ切ないし」
空「その結果として『誰もいない 皆いなくなった』か……泣けてきた」

・秋空
空「これは元ネタがあるかどうかまだ判然としていないんだよなあ」
絵「秋から冬へかけての別れの風景みたいな」
空「だね。『終わりの季節はいつかくるから』とか『君がいたこの空にさよならを言うよ』とか」
絵「いや、かつて秋の季節に別れた人を想っているのかな」
空「ふむ」
絵「現在ではなくて、過去を思い出して憂いてるのかね。
  『今はただ秋空に流されていたい』って歌詞がすごく好きなんだ。
  リズムとかテンポはすごく元気なんだけど、歌自体はやっぱ切ないねー」
空「個人的には『今はただ秋空を眺め続ける』っていう部分が好き。
  この部分が特に切なさを醸し出してると思うんだ。
  ただ眺めるしかないという状態そのものが個人的に好きなのかも」
絵「確かに『眺めていたい』っていう願望形と、『眺め続ける』っていう意志が織り交ぜられてるよね。
  うぁー、そう考えるとなおせつねえー」
空「2サビ出だしの『僕が向かう夜空に雫が落ちるよ』っていうところが効いてるよなあ。せつねえー。
  今はただ秋空に流されていたいけどそれができないから眺め続けてるのかね」
絵「想い人がいないもどかしさからかね。でもいつか会えるって信じているのかも。
  というかそう思わないとせつなすぎる」
空「超個人的にこの曲は秋姉妹テーマ曲」
絵「秋姉妹www」

・星空ロジック
空「ロリックktkr  完全オリジナル曲ですな」
絵「これすごい好きだなー。前奏も」
空「岸田のやりたいことが全面に出てる名曲です。入信用にふさわしい」
絵「そうそう、これも入りやすい曲だよね。テンポもいいし、何より明るい」
空「どことなく暗いんだけど、明るくしようとする意志が全面に見えてきていい」
絵「本質的には変わらない世界を望んでいるのかなー。1番のサビがそんな印象を受ける」
空「黒い海ってやっぱり宇宙って解釈でいいのかね。星とか月とか言ってるし」
絵「月の影も実は宇宙にとれるかも」
空「あーなるほどなるほど」
絵「けれど2番のサビは1番のサビを否定しているみたいだ」
空「1サビだと『世界は 今はここにしかなくて』で、
  2サビで『世界を 今ここだけにするよ』に変わってるあたりがいい。
  最初は否定的観念に囚われてたけど、肯定的に解釈しようとしているというか。
  その辺りは精神の成長ととれるかも」
絵「そうだねー。星空ロジックにうったえかける感じが出ててすごい好きかなー。
  完全オリジナルとして、やっぱ新規入信者には推したい一曲だよね」
空「サビの最後は一貫して『壊れそうでもいいよ ただ在るだけで良いから』なんだよね。
  精神の成長は見てとれるけど、確実に筋は一本思考に通ってる」
絵「結論:歌詞を通じて、少年の成長物語的な」
空「それでいい気がしてきた」
絵「思えば星空って結構壮大だよね。そんな茫漠な中で自分を見出すのはやっぱ難しいよ」
空「外的宇宙を眺めながら内的宇宙を見出そうとしているという超拡大解釈」

・Telegnosis
空「一番好きな曲。これも元ネタがあるかどうか不明なんだよなあ。曲全体を通してギターが格好よすぎるんだ」
絵「メロディラインのギターがすげえすきだ」
空「telegnosisって確か千里眼でよかったんだっけか。ギターが「tele」っぽさを醸し出してると思うんだよ。
  そもそも自分の中で、teleっていう、遠くに何か働きかけようとする概念そのものが好きなんだよ」
絵「これも1番と2番のサビのリンクっぷりがすごいね」
空「完全にサビは対応関係にあるよなあ。素晴らしき1対1対応。
  真空管とか整流管とか、そういう科学的ガジェットが好みなので、聴くたびにハァハァする」
絵「そうだねー。グレーの空とか太陽がまぶしすぎとか、曇り空を表しているのかな。
  でも確かに科学的な断片が印象に残る一曲だと想う」
空「『大事な夢も ブルーの海も 全てなくなる ことがあるから』な歌詞的に考えて、
  海がなくなりつつあるような、そんな破滅へ近付きつつある世界にいる人が、
  その現状を誰か遠くの人に伝えようとしつつも、
  明日に向けて『命の 終わりが こないように 足掻いて いる』んじゃないかなあ、とかいう脳内妄想。
  グレーの空とか、個人的には破滅的な情景」
絵「ほう。なるほど、そんな解釈もあるのかー。
  破滅する世界へ何もできない少年が、遠くに叫んでる感じかなー」
空「いや個人的に破滅一歩手前な世界とかカタストロフとかが好きすぎるだけだが」
絵「あー、でもこの歌詞でそういうイメージわくよん」
空「自分という存在がここに生きていた証(事実?)を懸命に第三者に伝えようとしている感じ。
  最後に一言。Telegnosisは個人的にさとりんの第二のテーマ。後に言う超個人的解釈である」
絵「さとりんというチョイスはなんとなく分かる気がす」

・Hello,world
空「これも元ネタがあるかどうか明示されてないんだよなあ。もにょもにょする」
絵「実は隠れた名曲っぽいイメージがある」
空「確かに」
絵「これも自分自身の存在に問いかけてるイメージがあるなぁ」
空「『Hello, myself?』だもんなあ」
絵「『Hello Hello Myself?』のとこすごい好きなんだが」
空「自分もそこが一番好きだわー」
絵「基本ゆっくりだけど、やっぱどこか強さがある曲」
空「岸田さんもお気に入りだそうで」
絵「そうなのかー。でも分かる」
空「メロディはゆっくりで静かだけど、サビが力強い」
絵「そうそう。ichigoのハスキーヴォイスがすごい映えてると思う」
空「CDのラストの曲はだいたいichigoヴォイスが特に映える曲だよなあ」
絵「確かに。Ancienttempleも彼岸帰航もそうだね。星空ロジックは総じて切ない歌詞が多いなー。
  特に『自分の存在の意味』について」
空「岸田はそういうことを特にやりたかったんだろうなあというのが如実に表れている、と思う」
絵「切ないなー。わたし泣いちゃうよ。
  こういう機会がないとまともに歌詞見ないから、
  この企画やって曲に秘められた想いとか想像するのすごく楽しい」
空「Hello Hello Myself って歌っておきながらタイトルはHello, worldなんだよなあ。
  改めてそういう点を考え直してみると『おっ』てなる」
絵「だよねー。自分も世界の一部なのかな、って実感しているよう」
空「自己という内的なものを主眼にしつつ、最後には世界という外的なものに眼がいってるというか。
  そう考えてみるとロリックと少し対比できるんじゃないかな」
絵「おーなるほどね。やっぱ面白いなこのレビュー」
空「しかしこうやってレビューしていると、曲順がすげえって思えてくるぜ……」
絵「それは思う! 曲順って重要だね」

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プロフィール

ISOLA(空)

Author:ISOLA(空)
京都の某大学に通う理学部2回生。SF・幻想文学研の片隅にひっそりと属する、岸田教団の狂信者。Twitter上では地雷ラノベを嗜む人として周りから「やべえ」と言われる狂気じみた日々を過ごしている。減らない積読を見ながら毎日読書に励んでいるが、古本極道になってしまったせいでむしろ積読が増えるようになった、そんな無計画読書ライフを楽しむ廃人。

この『とある奇人の読書目録』では、主として
・日常の雑記
・ラノベ
・SF・幻想文学
・東方
を話題として取り扱っております(多分)。

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